News:ニュース速報 2001年3月22日 02:54 更新

富士通とソニー,MO容量を2.3Gバイトに拡大

 富士通とソニーは3月21日,MOディスクの規格を拡張して3.5型で2.3Gバイトの容量を実現する拡張GIGAMO規格を策定したと発表した。富士通はドライブを,ソニーはメディアを開発。ドイツで22日(現地時間)に開幕するCeBIT 2001に参考出展した。

 現行の光学ヘッドを大きく変更することなく,1.3GバイトGIGAMOでも利用されている磁気超解像(MSR:Magnetically induced Super Resolution)と,記録密度を高める「ランド・グルーブ方式」を採用して大容量化を達成した。従来の128Mバイト〜1.3Gバイトの各メディアと下位互換を保つ上,保存信頼性や書き換え耐久性も従来規格と同等という。

 同規格には,ドライブメーカーのオリンパス光学工業とコニカ,メディアメーカーの帝人,日立マクセル,三菱化学,台湾RITEKが賛同しているという。

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