News:ニュース速報 | 2001年4月16日 08:29 更新 |
富士通は4月16日,企業向けデスクトップPCのラインアップを一新し,Pentium III/1.13GHzを搭載したスリムタワー型デスクトップPCなど全12機種を発表した。
Pentium III/1.13GHzを搭載したのは,「SLシリーズ」の「FMV-611GSL7e」。同社によると,同CPUを搭載したメジャーメーカーのPCは世界初。またi820チップセットを搭載し,PC800のRDRAMに対応している。IDE-RAIDモデルも用意され,その場合は40GバイトのHDDを2台搭載する。Windows 98モデルは30万8000円,RAIDモデルは42万8000円。ただし出荷は7月上旬から順次開始,となっている。
Pentium III/1.13GHzは昨年7月31日に米国でリリースされたが,不具合でリコールされた経緯がある。
非RAIDモデルの主な仕様は以下の通り。
製品名 | FMV-611GSL7e |
CPU | Pentium III/1.13GHz |
メモリ | 64MB RDRAM(PC800,ECC対応) |
HDD | 最大30Gバイト |
ドライブ | CD-ROM |
グラフィック | ATI RAGE 128Ultra 4XL(AGP4x) |
通信 | 10/100BASE-TX(Wakeup on LAN対応) |
価格 | 30万8000円 |
このほか,省スペース型の「CLシリーズ」,液晶一体型「CXシリーズ」,マイクロタワー型「MLシリーズ」を発表。企業向けノートPC「FMV-LIFEBOOK」シリーズもラインアップを一新。セキュリティ機能を強化したモデルなど8機種を発表した。
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