News:ニュース速報 2001年5月7日 02:32 更新

「小泉内閣メールマガジン」発刊へ

 小泉純一郎首相は5月7日,衆参両院本会議で所信表明演説をした。国民の政治参加を促すため,「小泉内閣メールマガジン」を発刊すると表明した。

 所信表明は郵政3事業の民営化や経済対策など多岐にわたる。小泉首相は演説の「むすび」部分で「積極的な『国民との対話』を通じて,国民の協力と支援の下に,新しい社会と未来を創造する作業に着手する」として,内閣の情報を国民に直接届けるメルマガの発刊や,関係閣僚が全国都道府県を行脚する「タウンミーティング」の実施を表明。「国民が政策形成に参加する機運を盛り上げる」とした。

 番記者の問いかけに対する森喜朗前首相の返事「……」は“これこそ究極のコミュニケーション”と一部で評判を集めていた。小泉首相は,国民とのコミュニケーションをマスコミ経由ではなく直接行い,現在の圧倒的な支持率を「聖域なき構造改革」(首相)の後ろ盾として活かしていきたい考えのようだ。

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▼ 首相官邸「第百五十一回国会における小泉内閣総理大臣所信表明演説」

[ITmedia]

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