News:ニュース速報 | 2001年5月30日 07:33 更新 |
三洋電機は5月30日,「動画デジカメ DSC-MZ1」を発表した。独自開発のプログレッシブスキャンCCDを搭載し,高速連写が可能な点が特徴だ。6月22日発売。6万8000円。
動画デジカメの新機種で,CCDや各部のスペックを向上させた。CCDは211万画素タイプだが,1/1.8型と大型な上,プログレッシブスキャン方式を採用した独自モジュール「VPmixCCD」だ。このため高速連写が可能で,1600×1200ピクセルの画像を1秒間に10枚撮影できる。ただし連続15枚まで。フィルターは原色タイプを採用。また独自の補間アルゴリズムにより,300万画素相当の画像を生成する「ピクトライズ300」技術も搭載した。
レンズは35mmカメラ換算で35〜98mm相当の2.8倍ズームで,動画デジカメシリーズでは初のズームレンズだ。動画は最大640×480ピクセルのQuickTime方式。記録メディアはコンパクトフラッシュで,マイクロドライブも利用できる。USBインタフェースはストレージクラスに対応。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | DCS-MZ1 |
撮像素子 | 1/1.8型プログレッシブスキャン方式211万画素CCD(有効200万画素,原色フィルター) |
記録画素数 | 静止画:2000×1496/1600×1200/640×480ピクセル,動画:640×480/320×240/160×120ピクセル |
記録方式 | 静止画:JPEG/TIFF,動画:QuickTime(音声はWAVE) |
レンズ | 7.25〜20.3mm(35mmカメラ換算で35mm〜98mm),F2.8〜F4.8 |
電子ズーム | 最大5倍(撮影時) |
感度設定 | ISO100/200/400相当 |
ファインダー | 実像式 |
液晶ディスプレイ | 1.8型低温ポリシリコンTFT |
記録メディア | コンパクトフラッシュ(Type I/II,マイクロドライブ対応) |
電源 | 単3型×2本(付属ニッケル水素充電池で液晶オン時に約180枚撮影可能) |
インタフェース | USB(ストレージクラス) |
サイズ | 106(幅)×41(奥行き)×106(高さ)ミリ |
重さ | 約230グラム(本体のみ) |
価格 | 6万8000円 |
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