News:ニュース速報 2001年6月7日 04:28 更新

コナミとタカラ,CPU内蔵“リモコンチョロQ”を商品化へ

 コナミとタカラは6月7日,赤外線を利用してリモートコントロールできる玩具の新シリーズ「MICRO IR」トイシリーズを共同で商品展開すると発表した。10月に第1弾「MICRO IR デジQ」をタカラが発売する。

 同シリーズは,コナミが開発した赤外線利用のリモコンシステムを採用。プロポと玩具本体は小型8ビットCPU(1×0.5センチ)がそれぞれ内蔵し,本体は受信したデジタル信号をもとにモーター回転速度などを電子制御する。

 赤外線でデジタルデータを相互通信できるため,操作環境や動作コントロールなどのカスタマイズが自由に行えるほか,将来の機能拡張にも対応。携帯電話向けゲームで使用したマシンセッティングをそのままプロポに入力して楽しむこともできるという。またプロポ1台で4台の「MICRO IR」玩具をコントロールできる点も特徴。

 第1弾のデジQは,タカラのロングセラー商品「チョロQ」をリモコン化。CPU内蔵により,走行時の状況に応じた最適な走りをCPUが判断するほか,将来はソフト書き換えによりオリジナルセッティングも楽しめるという。約5センチの車体に円形の赤外線レシーバーを搭載,全方向から赤外線を受光できる。電源には専用ニッケル水素充電池を採用し,10分の充電で15分の走行が可能。

 車種は「SKYLINE GT-R(R-34)」と「LANCER EVOLUTION VII」「SKYLINE GT-R(KPGC10)」,「COX NEW Beetle」の4種類。プロポ付きの「スターターセット」が各4980円,本体のみが各2980円。

 第2弾は鉄道模型「MICRO IR・デジトレイン」で11月の発売を予定している。

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