News:ニュース速報 2001年6月8日 07:34 更新

コナミ,韓国のDDR訴訟で勝訴

 コナミは6月8日,コナミの「ダンス・ダンス・レボリューション」(DDR)の特許を侵害しているとして韓国のゲームメーカーにゲーム機の製造・販売差し止めを求めていた訴訟で,韓国ソウル地裁が同日,コナミの訴えを認める判決を言い渡したと発表した。

 コナミは2000年3月,韓国アンダミロが製造,ソンド・エンタテイメントが販売する業務用ゲーム機「PUMP IT UP」がDDRの特許を侵害しているとして同地裁に提訴。コナミは「PUMP IT UPはDDRの意匠権を侵害している上,DDRの人気にただ乗りし,ユーザーがDDRとの誤認・混同を引き起こすことで販売台数を伸ばしており,不正競争防止法にも違反する」と主張していた。

 地裁判決についてコナミは「日本の業務用ゲーム機を模倣してきた韓国メーカーに今後大きな影響を与える」と評価している。コナミは今年5月,「ビートマニア」の特許を侵害されたとして韓国メーカー2社に損害賠償を求める訴訟を同地裁に起こしている。

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