News:ニュース速報 | 2001年6月13日 03:59 更新 |
日本ビクターは6月13日,100Mbpsの光無線LANシステム「VIPSLAN-100」を発表した。独自開発のプロトコルにより,近赤外線を利用した光無線システムとして初めて100Mbpsのポイント to マルチポイント型を実現した。7月27日に発売する。
製品ラインアップは,ハブの「OA-C301」とノードの「OA-M301」。どちらも100BASE-TXのインタフェースを備え,既存のLAN環境に接続するだけで稼働するプラグ&プレイを実現している。伝送距離は,見通しで半径5メートル。ハブ-ノード間の光軸調整は自動で,全方位360度を平均5秒でサーチする。価格は,OA-C301が14万8000円,OA-M301が4万9800円。主な仕様は下記の通り。
なお,同社光ネットワーク事業部の白水隆美事業部長は,今後の製品展開について「より高速化を進めるとともに,ホームAV系のデジタル化に合わせた光シリアル伝送装置の開発も視野に入れていく」と話している。
製品名 | OA-C301(光無線ハブ) | OA-M301(光無線ノード) |
通信速度 | 100Mbps(100BASE-TX) | |
指向角度 | 360度 | 4度 |
サイズ | 180(径)×240(高さ)ミリ | 82(幅)×95(奥行き)×95(高さ)ミリ |
重量 | 2.8キロ | 220グラム |
電源 | AC100ボルト | DC5ボルト |
価格 | 14万8000円 | 4万9800円 |
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