News:ニュース速報 2001年6月14日 09:08 更新

日本のADSL料金は米国よりも安い

 情報通信総合研究所はこのほど,日米のブロードバンドインターネット接続について比較した結果をまとめた。日米間の料金格差は解消され,ADSLについては日本のほうが安くなっているという。

 日米のADSL上位3社の月額料金最安値の平均値を比較すると,2000年8月時点では日本が6760円だったのに対し,米国は5142円と約1600円の差があった。ところが今年7月の予価では日本が5429円と大幅に安くなっているが,米国は逆に値上がりして5934円となり,日本の料金は米国に比べ約500円安くなっている。

 CATVでは日本は2000年8月,今年7月とも5900円で変動なし。米国は2000年8月の4746円から今年7月は5182円と上昇しているものの,日本より約700円安い。

 同時に同総研では,ブロードバンドに対するユーザー意識も調べた。それによると,ユーザーの約35%が,料金値下げをブロードバンド接続の利用を希望する理由に挙げている。またブロードバンドを「利用したい」とするユーザーは昨年10月から11ポイント増の約73%に,利用時期を「すぐに」としたユーザーも同5ポイント増の約20%に上った。

 ユーザー調査は6月に電子メールを利用して実施,1097サンプルを回収した。

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