News：ニュース速報 2001年6月14日　03:35 更新

ソニー，企業向け動画配信ホスティングサービスを開始

　ソニーは6月14日，企業向けに動画配信ホスティングサービスを開始すると発表した。bブロードバンド接続サービス「bit-drive」の1メニューとして，ストリーミングサーバのレンタルやエンコーディングサービスなどを提供する。

　同サービスの特徴は，閲覧ソフトとして容量20〜30KバイトのJavaアプレット「MotionViewerプレーヤー」を使用する点。エンコードには，MPEG1ベースの独自フォーマット「MotionView」を使用するほか，RealPlayerやWindows Media Playerへの配信も可能だという。ビットレートは，ユーザーの接続環境に合わせて20Kbps〜1Mbpsとなる。

　ソニーではMotionViewerを企業がプロモーション活動で利用することを想定している。具体的には，クライアントソフトとしてJavaアプレットを利用するため，バナーの中でストリーミング映像を再生したり，Java対応メールソフトではビューワを組み込むことができる。

　サービスは7月1日より開始する予定だが，エキサイトや日本航空（JAL）などが既に導入を決めている。料金は，MotionViewerフォーマットでサーバ容量が100Mバイトの場合で15万円／月などとなっている（最低利用期間は3カ月）。→詳細記事

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