News:ニュース速報 2001年6月18日 11:47 更新

ソニー子会社が個人Web運営者向けコミュニケーションサービスを開始

 ソニーの100%子会社・サイバージーンドットコムは6月18日,ホームページを運営する個人向けの新コミュニケーションサービス「Q-CLIP」を開始した。

 ヴィジョンアーツが開発した「IP3」技術を活用する。IP3は,JPEG画像にURLなどの関連情報を埋め込んだ独自形式のアイコン(情報画像)を使用するネットワークインタフェース。画像と情報を関連づけたマーケティングツールとして利用できる。

 Q-CLIPは無料で利用できる。テキストやURLなど,ホームページに関連する情報をアイコンに埋め込み,バナーや電子メールでアイコンを配信。アイコンを制作者側が随時更新することで,ユーザーは常に最新の情報を得られ,ホームページへのアクセス率も向上するという。ただしユーザー側がIP3専用フォルダをダウンロードしておく必要がある。

 7月上旬にはガイアックスが推奨サービスとして採用,同社を利用する約90万人の個人ホームページ利用者に提供していく予定。

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