News:ニュース速報 | 2001年6月19日 08:23 更新 |
宇宙通信とヒットポップスは6月19日,IPマルチキャストによるビデオオンデマンド(VoD)システムの開発と検証を7月から開始すると発表した。
システム開発では日本デジタル配信と野村総合研究所(NRI)と協力する。IPマルチキャスト技術を利用し,CATVの1チャンネル当たり6MHz(27Mbps)の帯域を利用し,VHS並みの画質で5〜10本の映画をオンデマンドで配信できるようになるという。CATV局には宇宙通信の通信衛星でデータを配信し,そこからユーザーのPCにデータが送信される仕組みを採用する。実際のサービスでは,映画5本で月額1000円,あるいは定額料金で本数制限なしなど,価格を低く抑える方針としている。
同システムは6月20日に開幕する「ケーブルテレビ2001」のヒットポップスブースでデモ展示を行う。
ヒットポップスは三菱商事や東京電力,宇宙通信などが出資するブロードバンド向けコンテンツ配信業者。
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