News:ニュース速報 | 2001年6月20日 05:07 更新 |
KDDIは6月20日,三重県のCATV網を利用した広域VoIP実験に協力すると発表した。IP電話の商用サービス実現に向けた検証を行う。
三重県のCATV業者・ZTV(津市)が7月から実施するフィールドトライアルに協力する。DHCP/グローバルアドレスをユーザーに割り当てる場合のユーザー認証・管理機能について,実用化に向けた検証を行う。KDDIは,既存の電話網とDION網をつなぐ役割(ITSP:Internet Telephony Service Provider)を担当,KDDIとZTVが設置するゲートウェイキーパー間の相互接続検証も行う。またユーザー端末とネットワーク側との認証手順はKDDIが考案したパスワード方式を採用する。
両社がトライアルを通じ,CATV網を活用したVoIPの実用化に向け検討を進める。KDDIは他のCATV業者とも同様のトライアルを実施していく計画。
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