News:ニュース速報 | 2001年6月28日 05:12 更新 |
日本ガートナーグループのデータクエスト部門は6月28日,国内の「高速インターネット」世帯普及率調査をまとめた。
同調査の「高速インターネット」はISDNの64Kbpsが対象。調査によると,2000年時点では高速アクセスの普及率は10%以下にとどまるが,2005年には約30%,国内約4600万世帯のうち約1400万世帯が64Kbps以上のアクセスを利用するという。
2005年の高速アクセスの主流はCATVインターネットと予測し,普及率は2000年末時点の10倍となる14%に達する。ISDNは2003年にピークを迎え,2004年以降は緩やかに減少していく見込み。ただ普及率は約7%の水準を維持するという。
xDSLは今後も拡大を続けるものの,他のテクノロジーと比較して普及率の上昇は弱く,2005年時点でも5%前後にとどまるという。「先進ユーザーによる導入が一段落する上,FTTHとの競合が激化する」ためとしている。ただFTTHはアプリケーション不足が響き,2005年でも3.9%と予測。ただし2006年以降はxDSLを抜き,CATVと並ぶ2大アクセスにまで成長するという。
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