News:ニュース速報 2001年8月2日 06:51 PM 更新

4〜6月のPC出荷台数は横ばい JEITA

 電子機器メーカーで構成する電子情報技術産業協会(JEITA)は8月2日,2001年度第1四半期(4〜6月)のPC出荷実績をまとめた。

 国内出荷と輸出を合わせた総出荷台数は294万2000台で前年度同期と同じだった。国内は279万3000台で前年同期比2%増えたが,輸出が同24%減の14万9000台とふるわなかった。総出荷金額は低価格化の影響を受け,6901億円と同5%減った。

 国内市場では,デスクトップ型が121万5000台と同11%減だった一方,ノートPCが同15%増の157万8000台と好調。ノートの構成比は57%に上昇し,四半期単位では過去最高になった。JEITAはノートPCが好調な理由について,「CPUの高性能化やディスプレイの大画面化,CD-R/RWドライブの搭載などでデスクトップと性能面で変わらなくなった。モバイル利用やセカンドマシンとしての需要も拡大している」と分析している。

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▼ JEITA「わが国におけるパーソナルコンピュータの平成13年度第1四半期(13年4〜6月)出荷実績

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