News:ニュース速報 2001年8月3日 06:40 PM 更新

SirCam,高い実害率 IPA

 情報処理振興事業協会(IPA)は8月3日,コンピュータウイルスについて7月に寄せられた届出をまとめた。「SirCam」が被害発生から10日間の届出だけでウイルス種別のトップになった。

 全体の届出件数は1738件で,前月の1335件から大幅に増えた。SirCamの届出件数は520件。新種ウイルスの発生月の件数としては過去最多となった。実際に感染被害を受けた割合(実害率)も23%と他のウイルスに比べ高かった。IPAは「SirCamが送信するメールは,件名と添付ファイルがもっともらしいので実害率が高くなる」と分析している。

 2位は「Magistr」で202件,3位は「Haptime」の35件だった。

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