News:ニュース速報 2001年8月7日 08:00 PM 更新

犬と話せるグッズ!タカラ「ドリトルプロジェクト」

 タカラは8月7日,鳴き声から犬の感情を分析するグッズ「バウリンガル」を2002年2月に発売すると発表した。動物との“会話”を実現する「ドリトルプロジェクト」の第1弾だ。

 「バウリンガル」は犬の首輪に装着できる小型マイクと,液晶ディスプレイを搭載した本体で構成。マイクで受けた犬の鳴き声の声紋を分析,「フラストレーション」「威かく」「楽しい」など6種類の感情に判定。さらに各感情を,あらかじめ設定された言葉にランダム変換することで犬の感情を表現する。「楽しい」の時は「うれしいな」「やったー」,「悲しい」時は「さびしいな」「つまんないよー」などと液晶ディスプレイに表示してくれるという。

 また鳴き声データを蓄積することで,犬の「イライラ度」「満足度」などを計る「ゴキゲン度診断」機能も搭載。さらに「わんわん日記」機能では,1日の感情の変化を記録した上で,「今日はのんびり暇な1日,天下太平だったっす」などという“日記”を作成してくれる。

 「バウリンガル」は1万2800円の予定。2002年内に国内20万個,シリーズトータルで20億円の売上を目指す。「ドリトルプロジェクト」には,携帯コンテンツ開発のインデックスと,日本音響研究所が協力する。

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