News:ニュース速報 | 2001年8月23日 01:30 PM 更新 |
リコーは8月23日,書き換え可能なDVD規格「DVD+RW」に対応したドライブとメディアを9月下旬に発売すると発表した。対応ドライブは国内初。DVD+RW規格はソニーやオランダPhilips,リコーなどが策定したが,商品化が遅れていた。
ドライブ「MP5120A」はATAPI内蔵型でWindowsに対応。片面4.7Gバイトの容量を持つ。1つのピックアップにCD用とDVD用のレーザーダイオードをそれぞれ搭載し,CD-R/RWメディアの書き込みにも対応した。DVD書き込みは2.4倍速(CD-ROM換算で約20倍速)。
またフォーマット時間を短縮し,約1分で書き込み開始を可能にした「バックグラウンドフォーマット」機能,AV機器から直接動画を取り込んでDVD-Videoを作成可能な「Direct-to-DVD」機能も搭載した。書き込みソフト「B's Recorder GOLD」,DVD-Videoオーサリングソフト「MyDVD」,動画編集ソフトなどが同梱される。
メディアは「データ用」と「ビデオ用」がそれぞれ用意される。
DVD+RWドライブは,米Hewlett-Packardが9月に出荷するとアナウンスしている。
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