| News：ニュース速報 | 2001年9月19日 08:55 PM 更新 |
ソニー，IEEE 802.11a対応の無線LAN製品をデモ
千葉・幕張メッセで開幕した「WORLD PC EXPO 2001」では，ソニーが5GHz帯を使用する無線LAN製品のデモンストレーションを行っている。
IEEE 802.11a準拠の製品は，2.4GHz帯のIEEE 802.11bと比べ約5倍となる最大54Mbpsの伝送速度が特徴。デモの内容は，デスクトップPCに格納したMPEG-2の映像データを，有線で無線LANのアクセスポイントに送出。アクセスポイントからはクライアントカードを装着したノートPCに無線で飛ばし，そこからテレビ画面に出力するというもの。「Giga Pocketサーバーライブモード」という名称が付けられていた。
ただし，IEEE 802.11aが使用する5GHz帯は移動衛星システムなどが利用している周波数帯であり，現状では屋外で使うことはできないため，「屋内で使うことを明記する」（ソニー）方針だという。なお，発売日は未定。価格は，「IEEE 802.11b準拠の製品と同等になる」（同）見込みだ。
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