News:ニュース速報 | 2001年9月20日 08:08 PM 更新 |
NECは9月20日,複数のワークステーションやスーパーコンピューターを接続した並列分散システム向けアプリケーションプログラムの開発・実行を容易にするプログラミングシステムを開発したと発表した。
スカラー型の「NEC並列コンピュータCenju-4」とベクトル型「NECスーパーコンピューター SX-4」を結合した異機種並列分散システムを利用して開発した。複数の異機種スパコンによる並列分散システムを1台のコンピュータとして仮想的に扱える上,機種の違いにかかわらずプログラミングできる言語とコンパイラ,既存プログラムを自動変換するツールなども開発。従来は難しかった異機種スパコンによる並列コンピューティングが容易になるという。
同システムの開発は経済産業省の「リアルワールドコンピューティング」プロジェクトの一環。技術研究組合 新情報処理開発機構に参加して実施した。
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