News:ニュース速報 | 2001年9月21日 04:52 PM 更新 |
ヤマハは9月21日,インターネットと連動して音楽制作が行えるシンセサイザーシステム「ヤマハ・エンターテイメント・オペレーティング・システム EOS BX」(イオスビー・テン)を発表した。10月1日発売で,11万円。
EOSは1988年に発売されたシンセサイザーのベストセラーシリーズ。EOS BXはシンセサイザー本体とPC用作・編曲ソフト「DAworks」がセットになっており,PCとUSBで接続して制作するスタイルが前提だ。DAworksからワンクリックでアクセスできる専用Webサイトを開設,オリジナル音色やフレーズをダウンロードできる「EOSデータバンク」,や自作曲などを自由に公開できる「EOSプレーヤーズ王国」などのコンテンツを用意する。
シンセ本体はAWM2方式を音源に採用し,同時発音数64音/マルチティンバー16パート。オリジナル音色128音と8ドラムキットに加え,XGフォーマットに対応した480音と12ドラムキットを搭載する。64鍵。サイズは976(幅)×285(奥行き)×87(高さ)ミリ,重さ6キロ。
DAworksはWindowsとMacintoshに対応。五線譜に音符を張り付ける方式で,主旋律に合わせて伴奏を自動作成する「オートアレンジャー」機能を持つ。USB経由でEOS BXのサウンドをHDD録音したり,MIDIデータとオーディオをミックスした曲をWAVファイルとして保存する機能も搭載した。最大トラック数は100,音符分解能は四分音符=1/480。
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