News:ニュース速報 2001年9月27日 04:49 PM 更新

日立,家電と産業機器部門を分社化

 日立製作所は9月27日,家電事業部門と産業機器事業部門を2002年4月をめどに分社化,それぞれ製造子会社や保守・サービス会社と統合すると発表した。

 冷蔵庫や洗濯機など白物中心の家電部門は開発から製造,販売とデジタルAV機器の販売を担当する家電専業会社として再編する。開発から販売を一貫して手がけることで,ホームネットワーク対応家電など次世代製品の展開に経営資源を集中する。新会社では事業部制を廃止,主要製品ごとに「ビジネスユニット」とユニット長を配置,開発や製造などリソースを必要な分だけ柔軟に配分することで効率的な運営を図る。設立時の従業員数は連結で1万8000人,資本金は未定。2003年度に連結売上6000億円を目指す。

 産業部門は低圧モーターや変圧器などが主力。保守・サポート会社と統合することで開発からサポートまで一貫して担当する体制を構築する。2003年度の連結売上目標は1580億円。

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