News:ニュース速報 | 2001年9月27日 04:29 PM 更新 |
三洋電機は9月27日,コンパクトなデジタルカメラ2機種を発表した。395万画素CCD搭載の「DSC-AZ1」(11月中旬,9万9800円)と,125万画素CCD搭載の「DSC-R1」(11月上旬発売,3万3000円)。
AZ1は1/1.8型395万画素CCD(総画素数413万画素)を採用。新LSIの搭載で高精細化と色再現性の向上を図ったほか,800万画素相当に画素補完する「ピクトライズ800」機能を搭載。最大3264×2448ピクセルの画像を生成でき,A3サイズ以上のプリントで効果を発揮する。レンズは約2.8倍ズーム。また400万画素クラス画像で最大20枚の連写や160×120ピクセルで1ショット約5分(QuickTime)の音声付き動画撮影機能など“動画デジカメ”で知られる三洋ならではの機能も盛り込んだ。
R1はエントリー向けのコンパクト機。レンズカバーをスライドさせると電源がオンになるなど,簡単な操作で扱えるようにした。CCDはフレームトランスファー方式の1/2.8型有効125万画素(総画素数136万画素)を新開発。また同社製リチウム電池で連続1万枚以上の撮影が可能なスタミナ性能も持つ。本体に1Mバイトの画像記録用メモリを内蔵した。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | DSC-AZ1 |
撮像素子 | 1/1.8型395万画素CCD |
記録画素数 | 静止画:3264×2448/2880×2160/2288×1712/1600×1200/640×480ピクセル,動画:320×240/160×120ピクセル(15fps) |
記録方式 | JPEG/TIFF,QuickTime |
レンズ | 7.25mm〜20.3mm(35mmカメラ換算35mm〜98mm),F2.8〜4.8 |
電子ズーム | 最大4倍 |
露出制御 | プログラム/絞り優先/シャッター優先/マニュアル |
感度設定 | ISO 100/200/400 |
ファインダー | 実像式 |
液晶ディスプレイ | 1.8型低温ポリシリコンTFT |
記録メディア | コンパクトフラッシュ(マイクロドライブ対応) |
インタフェース | USB(ストレージクラス) |
電源 | 単3形×2(ニッケル水素充電池付属) |
サイズ | 106(幅)×41(奥行き)×63(高さ)ミリ |
重さ | 約230グラム(電池別) |
価格 | 9万9800円 |
関連リンク
DSC-AZ1のニュースリリース
DSC-R1のニュースリリース
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