News:ニュース速報 | 2001年10月2日 09:03 PM 更新 |
CEATEC JAPAN 2001では,ピックアップに青色レーザーを利用した次世代型光ディスクレコーダーが,各社から参考出展されていた。ソニーを中心にした“DVR-Blue陣営”と,松下電器を中心にした“DVD-RAM陣営”の規格対立が今回の参考出展でも目立った。
ソニーはDVR-Blue規格の光ディスクレコーダーを出展。片面1層記録で約23Gバイトの記録を可能にし,デジタルハイビジョン映像を約2時間,SD画質(長時間モード)ならで約12時間の長時間録画が行える。2年以内に商品化する予定。このDVR-Blue規格では,そのほかパイオニアとシャープが光ディスクレコーダーを出展していた。
松下電器産業は,2層変化RAMディスクで50Gバイトの大容量を実現したデジタルハイビジョン光ディスクレコーダを参考出展。デジタルハイビジョンの高画質映像を4時間録画できるという。コスト面などで課題が多く「商品化は,3〜4年先」(同社)という。
この松下方式DVD-RAM陣営ということで,日立,東芝,日本ビクターも同方式の採用を明らかにしている。日立のブースでも,松下と同規格の光ディスクレコーダーを参考出展していた。
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