News:ニュース速報 2001年10月5日 09:03 PM 更新

Nimdaウイルス,実害率7割の高率 IPA 9月まとめ

 情報処理振興事業協会(IPA)セキュリティセンターは10月5日,9月のコンピュータウイルス届出状況をまとめた。前月の「Sircam」「CodeRed」に続き,強い感染力を持つワーム「Nimda」が猛威を振るったため,届出件数は2カ月連続で2000件を超えた。

 全体の届出件数は2238件。件数トップは「W32/Sircam」で704件。2位は「W32/Nimda」の323件だった。Nimdaについては実際に感染被害を受けた件数が218件(67.5%)と極めて高かった。うちWeb閲覧による感染が113件と半分以上を占めた。同センターは引き続きInternet Explorerにセキュリティ対策を呼びかけている。3位は「W32/Hybris」の322件。

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