News:ニュース速報 | 2001年10月23日 03:33 PM 更新 |
NECは10月23日,コンピュータ関連製品の開発製造子会社・茨城日本電気(NEC茨城)の製造部門を,EMSの米Solectronに譲渡すると発表した。
NECは,NEC茨城の一部であるサーバ,ワークステーション,システムファイルなどの製造部門(従業員約500人)を分離して新会社を設立,その上で全株式をSolectronに譲渡する。NEC茨城の開発部門とアウトソーシングセンターなど製造以外の部門は現状のまま業務を続ける。SolectronはNEC茨城の生産フロアをNECからリースする形をとる。Solectronは複数年契約で現行の製品を継続して生産,NECに供給する。
NECは,低価格化が進むPCサーバやPCワークステーションの生産をEMSに任せることで競争力をアップさせる。Solectronは日本の大手メーカーの生産を受託することで日本への食い込みに弾みがつく。
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