News:ニュース速報 | 2001年11月8日 08:34 PM 更新 |
NTT東日本はこのほど,固定電話向けインターネットサービス「Lモード」ユーザーを対象に利用実態調査を実施,結果を公表した。
11月1日時点のLモード申し込み件数はNTT東西地域会社合計で約2万9200件。ユーザーは男性が6割,50代以上のシニア層が6割だった。男性は60代以上が中心で,女性も30代以上と一般のネットユーザーと比較すると高め。また2世代家族での利用が多くを占めている。
Lモード利用の動機は「メール」がやはり多い。実際にユーザーの6割が利用しており,家族間でのやり取りが中心。ただし利用頻度は週・月に数回とあまり多くない。情報コンテンツは「天気予報」「交通/旅/レジャー」が人気だが,コンテンツに「不満足」としたのは全体の45%に上った。「見たいと思う情報がない」のが理由のトップで,メールに比べるとコンテンツには不満が多いようだ。
ただ9割以上がLモードを「今後も利用したい」としており,利用意欲は低くない。一般のネットユーザーとは異なる層に受け入れられるコンテンツの拡充が普及のカギになりそうだ。
関連リンク
NTT東日本「『Lモード』利用実態調査結果について」
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