News:ニュース速報 2001年12月3日 03:56 PM 更新

AMD,ゲート長0.015μメートルの最速CMOSトランジスタを開発

 米AMDは12月3日(現地時間),世界最高速のスイッチング速度を持つCMOSトランジスタを開発したと発表した。将来のMPUに採用を計画している。

 新開発したトランジスタはゲート長0.015μメートル。電圧0.8ボルトでスイッチング速度は0.3ピコ秒(毎秒3.33兆スイッチ)。AMDが2009年前後に量産化を計画している0.03μメートルプロセスルールによるプロセッサ開発の要となる。同トランジスタを使用することで,1チップ当たりのトランジスタ数を20倍に,MPUの性能を10倍に向上できるという。

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