News:ニュース速報 2001年12月4日 04:50 PM 更新

コンパック,横浜市立大からスパコン受注 タンパク質解析で

 コンパックコンピュータは12月4日,横浜市立大学大学院に,スカラー型スーパーコンピュータ「Compaq AlphaServer SCシリーズ」を納入,本格運用を開始したと発表した。タンパク質解析に利用される。

 システムはAlpha21264/833MHz×128基構成。OSはTru64 UNIXを採用した。Fibre Channel SANスイッチによる1,092Gバイトディスク(36.4Gバイト×30),DLTテープライブラリなどによる大規模ストレージも搭載する。調達とインテグレーションは住商エレクトロニクスが担当した。

 同システムでは,タンパク質の立体構造データと分子シミュレーション法に基づく分子構造の予測や,遺伝子の1次情報に基づく遺伝子機能の解析などを行う。タンパク質の構造解析作業を高速に行うためには,超並列アーキテクチャによる超高速処理性能が必要と判断,AlphaServer SCシリーズの導入を決めたという。

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