News:ニュース速報 | 2001年12月4日 04:50 PM 更新 |
NTTデータとセイコーエプソン産業経済新聞社,フジテレビジョン,デンソーの5社は12月4日,ブロードバンド回線を利用した街頭メディア事業を展開する新会社を設立したと発表した。
新会社は「シティチャンネル」で12月20日から営業を始める。資本金3億円はNTTデータが57%,エプソンが34%,産経新聞社が5%,フジテレビとデンソーが2%ずつ出資した。
新会社は,ADSLや光ファイバーなどのブロードバンド回線を使い,コンビニエンスストアや駅,街頭など人が集まるスポットに広告やエンターテイメント情報を配信する「ストリート・メディア」事業を展開する。既にNTTデータとエプソンは,コンビニの窓をスクリーンに利用してストリーミング動画を配信する実証実験を実施済み。事業性の検証を終え,実証実験に協力したフジサンケイグループとデンソーを加えて事業化に踏み切った。
設立当初は首都圏20店のコンビニを対象にスタート。3年後に首都圏700店舗,5年後には京阪も含む1000店舗への配信を目指す。コンテンツアグリゲーションなども手がけ,5年後に売上40億円を見込んでいる。
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