News:ニュース速報 2001年12月14日 08:41 PM 更新

Webページの“プレーヤー”を開発 富士通研

 富士通研究所は12月14日,Webページのテキストを音声で読み上げたり,音声/動画ファイルを自動再生してくれる「ホームページプレイヤー」を開発したと発表した。家庭やオフィス,公共機関などでのPR媒体として利用できるという。

 情報を得るWebサイトのURLやジャンルなどの属性情報を登録・編成するサーバと組み合わせて使用する。ユーザーが「ホームページプレイヤー」を使って欲しい情報のジャンルを指定すると,サーバが登録Webサイトを属性に応じて自動的に編成。テキスト部分は音声で読み上げ,リンクされた音声/動画ファイルは自動再生する。操作は「早送り」「巻き戻し」などCDプレーヤーなどと同様の簡単な操作で済むようにした。

 常時接続環境なら,ほかの作業をしながらでもラジオを聴くように好みのWebサイトから常に情報を取得できるメリットがある。家庭向けのほか,官公庁や企業の広報ツール,車載端末用や福祉分野などで市場を開拓していく考え。

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