News:ニュース速報 | 2001年12月19日 02:54 PM 更新 |
コンパックコンピュータとKDDI,CSKネットワークシステムズの3社は12月19日,企業向けモバイルシステムの提供で協業すると発表した。第1弾として,コンパックのPocket PC「iPAQ」でPCをリモート操作できるシステムを発表した。
新システムは「Mobilickソリューション」。韓国Witnetのソフトを利用し,iPAQで遠隔地のPCに接続,iPAQでPC画面をモニターしながらスタイラスを使ってリモート操作できる。PCのデータやソフトを操作できる上,iPAQからPC内のデータに対し書き込みもできる。
iPAQとPCの接続は,社内システムなどに接続した専用サーバが仲介する。iPAQとサーバ間は,KDDIの最大64Kbpsパケット通信網などで接続する。
業務システムでPDAを導入する際,PDA向けに新たなアプリケーションを開発する必要がなく,既存のものを使えるため導入コストを抑えることができるメリットがある。KDDIの通信インフラとパッケージ化してコンパックが販売するほか,CSKネットはASPサービスを展開する。
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