News:ニュース速報 2001年12月19日 06:19 PM 更新

NTTコム,電子透かし利用のコンテンツ認証サービスを開始

 NTTコミュニケーションズは12月19日,電子透かしをコンテンツに埋め込んで不正コピーを防止する「ライセンシー認証プラットフォーム」(仮称)サービスを12月21日から開始すると発表した。毎日新聞社が同サービスを採用,新聞記事のダウンロード販売を始める。

 同社の認証決済プラットフォーム「セーフティパス」の付加価値サービスとして提供する。企業がデジタルコンテンツを販売する際,セーフティパスで購入者の認証を行い,コンテンツの販売時点で著作権情報と共に購入状況(店舗や日時など)も電子透かしとして埋め込む。

 コンテンツの不正利用が疑われるサイトなどを見つけた場合,電子透かしを調べることで不正利用かどうかが明らかになる仕組みだ。コンテンツの一部が切り取られた状態などでも透かしを抽出することができるという。

 毎日新聞社は同サービスを採用し,12月21日から新聞記事と写真のネット販売を開始する。販売にはセーフティパスの電子マネー「ちょコム」を利用し,1記事・写真当たり50円でダウンロードできる。

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