News：速報：日立，低消費電力版Athlon XP搭載PCを発表

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2001年12月21日　03:42 PM 更新

日立，低消費電力版Athlon XP搭載PCを発表

　日立製作所は12月21日，「低消費電力版AMD Athlon XPプロセッサ 1500＋」を搭載した企業向けデスクトップPC「FLORA 330サイレントモデル」を2002年2月25日に出荷を始めると発表した。日本AMDは「Athlon XPが日本で企業向けPCに搭載されるのは初めて」としている。

　低消費電力版Athlon XPは，薄型・省スペースなスモールフォームファクタ（SFF）デスクトップPC向けに開発した省電力プロセッサ。最大排熱設計は35ワットで，システムの要求に応じてプロセッサ性能を動的に調節，消費電力を最大40％低減して発熱を抑える。コアは通常版と同じPalominoだが，FSBは200MHz。「QuantiSpeedテクノロジ」や合計384Kバイトのオンチップキャッシュなどは通常版と同じ。0.18μメートルプロセスで製造される。

　低消費電力版Athlon XP/1500＋の実クロックは1.3GHz。「FLORA 330サイレントモデル」は厚さ78ミリの省スペースきょう体を採用。低消費電力版Athlon XPにより，ファン音を30デシベルと「図書館並み」（同社）にまで低減した。メモリはDDR SDRAM。価格はWindows 98 SEモデルが11万5000円から，Windows 2000/XPモデルが12万9000円から。

[ITmedia]

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