News:ニュース速報 | 2002年1月29日 07:25 PM 更新 |
日本アイ・ビー・エムはこのほど,同社の「IBM 32MB USBメモリー・キー」の一部製品にウイルスが混入していることを明らかにした。「実害はない」としているが,該当製品のユーザー向けに駆除ユーティリティを公開した。
同製品はUSBポートに直付けできるフラッシュメモリモジュール。対象となるのは32Mバイトモデル(22P5296/46P6768)のうち,梱包箱のラベルに記入された日付が「Date: 2001Dec21」より前のものか,シリアルナンバーが「2320000」より前の製品。その場合,ブートセクタ感染型ウイルス「wyx」が混入している可能性があるという。
同ウイルスはHDDやFDDなどのブートセクタに感染するタイプ。日本IBMは「wyxは破壊活動は行わないことを確認している。メモリー・キーから直接PCを起動した場合のみ感染するが,IBM PCはメモリー・キーからブートできるようには設計されておらず,wyxが活動状態になることはない」としている。
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