News:ニュース速報 2002年1月30日 03:01 PM 更新

コンパック,「Evo Workstation」シリーズの新製品を発表

 コンパックコンピュータは1月30日,ワークステーション「Evo Workstation」の新製品5シリーズ23モデルを発表した。2月初旬より順次出荷を開始する。


 シングルプロセッサのエントリーモデル「Evo Workstation W4000」シリーズは,ミニタワー型/省スペース型(SF)の両方にPentium 4/2.2GHzモデルを追加し,初回起動時にOSを選べるデュアルインストレーションは従来のNT/2000からWindows XP/Windows 2000に変更された。またミニタワー型は,メモリーにECC付きDDR SDRAMを新たに採用し,IEEE1394端子を標準で装備した。


 このほかW4000シリーズでは,Adobe Digital Collection日本語版を標準でバンドルし,グラフィック機能などを強化した「DME」(Digital Media Edition)も用意されている。  価格は,W4000SFが18万円〜,W4000が31万8000円〜,W4000DMEが38万8000円〜となっている。

 主な仕様は以下の通り。 ◆
製品名W4000W4000SFW4000 DME
CPUPentium 4/2.2GHzPentium 4/1.8GHzPentium 4/2.2GHz
メモリ256Mバイト1Gバイト
HDD40Gバイト80Gバイト
グラフィックMillennium G450Quadro2 EXLPMillennium G550
ドライブCD-ROMDVD-ROM/CD-RW
OSWindows XP Professional/2000 Professional
価格31万8000円18万円38万8000円
出荷日2月初旬

 ミッドレンジモデルのEvo Workstation W6000シリーズとハイエンドモデルのEvo Workstation W8000シリーズには,CPUにXeon/2.2GHzを採用したモデルを新たにラインアップ。1つのCPUを仮想的に2つのCPUとして処理可能な「Hyper-threading」機能に対応する。デフォルトでは「現時点で対応アプリケーションが少ない」(同社)ことからHyper-threadingは非動作設定となっているが,BIOS上で動作/非動作の設定は自由に行える。  6000/8000シリーズともに,デュアルプロセッサに対応し,グラフィックカードも用途に合わせて9種類から選ぶことができる。価格は,W6000が38万5000円〜,W8000が52万9000円〜となっている。

 主な仕様例は以下の通り。 ◆
製品名W6000W8000
CPUXeon/2.2GHz×2
メモリ1Gバイト(RDRAM)
HDD18.2Gバイト(SCSI,1万5000回転/分)
グラフィックオプション
ドライブCD-R/RW
OSWindows XP Professional/2000 Professional
価格65万円72万1000円
出荷日 2月初旬

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