News：ニュース速報 2002年2月19日　07:25 PM 更新

東芝とMIPS，次世代64ビットRISCを共同開発

　東芝と米MIPS Technologiesは2月19日，次世代64ビットRISCプロセッサを共同開発することで合意したと発表した。2003年中の製品出荷を予定し，動作クロック1GHz超の高性能組み込み向けプロセッサを目指す。

　両社で開発するプロセッサ「TX99」は，拡張MIPSコア「Amethyst」（開発コードネーム）がベース。64ビットの2命令を同時に実行できるスーパースカラーアーキテクチャが特徴で，32ビットコアとの互換性も持つという。

　東芝は新コアをベースに顧客に応じてカスタマイズした製品を開発，情報家電や車載端末向けに提供する。既に車載端末とOA分野で各1件ずつ受注しているという。最初の製品出荷は2003年第1四半期を予定し，プロセッサ単体は2003年末までに市場投入する計画。

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