News:ニュース速報 2002年2月28日 07:50 PM 更新

JPドメイン管理がJPRSに移行

 日本レジストリサービス(JPRS)は2月28日,ICANNとと「ccTLDスポンサ契約(.jp)」契約を結んだと発表した。4月1日から,JPドメインの登録管理・運用がJPRSに移管される。

 JPRSによると,ICANNとccTLDスポンサ契約を結んだのは,豪auDAに続き2例目。JPRSは1月に日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)とで結んだJPドメイン登録管理業務の移管契約を結んでおり,4月1日以降,JPドメイン名に関連する業務をJPRSが実施する。ただしJPドメイン名紛争処理関連やJPドメインのデータ保管を行うデータエスクローはJPNICが引き続き受け持つ。

 ccTLDスポンサ契約は,ドメイン管理について関係機関の責任を明らかにするもの。今回の場合,ルートサーバの運用はICANNに,JPドメインの運用はJPRSに責任があるとする。またJPNICと政府は運用が順調に稼働していることを確認する責務があるとしている。ボランティアベースで支えられてきたインターネットに一定の契約関係を導入し,信頼性と安定した運用を確保するのが狙い。

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