News:ニュース速報 2002年3月1日 04:05 PM 更新

JR東日本,アキハバラデパートを7億円で買収

 JR東日本は2月28日,JR秋葉原駅ビル内の「アキハバラデパート」を運営する「秋葉原」(東京・千代田区)の経営権を取得したと発表した。つくばエクスプレスの開業や再開発をにらみ,同デパートを取得することで駅ビル事業の強化につなげる。


リニューアルを前に“閉店”セール中の秋葉原デパート=2001年11月

 2月28日付けで,秋葉原の発行済み株式数の60%,15万株を7億円で取得した。

 世界最大規模の電気街・秋葉原地区では,2005年開業予定のつくばエクスプレス乗り入れに伴い再開発計画が加速。JR東日本は,総武線と山手線,京浜東北線が交差するターミナルとして重要な位置を占めるとして買収に踏み切った。

 アキハバラデパートは1950年12月に設立し,現在の年間売上高は約45億円。3月18日にはリニューアルオープンし,従来の衣料・食料品などを中心とする業態から,キャラクター商品やゲームなどに特化した「アキハバラデパート フジヤマ」として生まれ変わる。初年度の売上げは50億円を見込む。

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