News:ニュース速報 2002年3月14日 03:29 PM 更新

旧リキッド親会社が経営破たん

 帝国データバンクによると,旧リキッドオーディオ・ジャパン(現サイバーミュージック・エンタテインメント)を設立したスーパー・ステージ(東京都中央区)が3月14日,2回目の不渡りを出して銀行取引停止となり,経営破たんした。負債総額は2001年3月末時点で約45億円。

 同社は1991年に設立。テレマーケティングや「TSUTAYA」向け雑誌「ラポール」「ツタヤクラブマガジン」,光通信向け「イケテルマガジン」など雑誌の企画編集を手がけて,2000年3月期には年間収入約87億4200万円を計上していた。

 また旧リキッドやPC教室のニューホライズンジャパン(現ネクストワークス)など,米国企業からライセンスを受けて国内で展開するベンチャーを相次いで設立。現在,同社はサイバーミュージック・エンタテインメントの発行済株式総数の12.84%を所有する筆頭株主。

 だが旧リキッドの社長逮捕などでグループへの信用不安が広がった上,不透明な手形の流れも指摘されていたという。

関連リンク
▼ サイバーミュージック・エンタテインメント
▼ 帝国データバンク

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.