News:ニュース速報 2002年4月2日 08:26 PM 更新

はがきソフトにXML 定番ソフト間で宛名データ共通化

 クレオやアイフォーなどはがきソフト関連5社は4月2日,インフォテリアなどが提案した「ContactXML」を宛名情報の標準データフォーマットに採用すると発表した。異なるメーカーのソフト間でデータを共通化できるようになる。

 XMLで宛名情報を共通化するのは,「筆王」のアイフォーと,「宛名職人」のアジェンダ,「筆まめ」のクレオ,「筆ぐるめ」の富士ソフトABC,アドレス変換ソフト「アドレスステーション」のシステムポート。

 XMLの採用により,国内の8割のはがき作成ソフトが宛名データを共通化でき,宛名データフォーマットの事実上の標準となる。また「アドレスステーション」を利用し,メールソフトやはがき作成ソフト,PIMソフトなどでもデータの移行を簡単に行えるようになる。

 はがき作成ソフトの宛名データを顧客・名刺管理に利用している企業ユーザーも多く,「社内基幹システムや情報管理システムとの連携など,はがき作成ソフトをフロントエンドとした新しいサービスへのニーズが増える」と期待している。

 「ContactXML」は,インフォテリアとイー・ブリッジ,クレオが共同開発したXMLベースの技術仕様。

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