News:ニュース速報 | 2002年4月3日 03:01 PM 更新 |
インテルは4月3日,「インテル Pentium 4 プロセッサ 2.40GHz」を発表した。0.13μメートルプロセス+300ミリウエハーで製造された最初の製品となる。既に量産出荷を開始しており,1000個ロット時の単価は7万4820円。
同社デスクトップ用プロセッサの最高速版。512KバイトのオンチップL2キャッシュを搭載。量産レベルとしては世界最速・最小(60ナノメートル)のトランジスタ約5500万個を集積した。ベンチマーク「SPECint_base2000」で「819」,「SPECfp_base2000」で「806」とデスクトップ向けプロセッサとしては世界最高のスコアを達成したとしている。
0.13μプロセスと300ミリウエハーの組み合わせにより,0.18μメートルプロセス+200ミリウエハーの初代Pentium 4と比べ,ウエハー1枚当たりのチップ個数は5倍以上に向上するという。製造技術の改善を通じ,3GHz版の年末の出荷を目指している。
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