News:ニュース速報 2002年4月4日 04:35 PM 更新

三洋,192KHz/8チャンネル対応オーディオCODECを開発

 三洋電機は4月4日,次世代サラウンド音楽再生に対応する24ビット/8チャンネルCODECチップ「LC708770/771」を開発したと発表した。


 英Wolfson Microelectronicsとの協業による第1弾製品。ドルビー5.1+LRのステレオミックスダウンと,ドルビーEX6.1/7.1に対応。8チャンネルMUXとステレオADC,8チャンネルDACを備えた。DACはWolfson独自の「マルチビットΣΔ」方式を採用。ADCとDACはサンプリング周波数8K〜192KHzに対応する。

 新製品と三洋のサラウンド用DSPと組み合わせることで,低コストなマルチチャンネルオーディオシステムを構成できる。電子ボリュームを内蔵した「LC708770」は4月末にサンプル出荷を開始し,サンプル価格は1200円。年末から,月産20万個規模で量産を始める計画。

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