News:ニュース速報 | 2002年4月8日 12:10 PM 更新 |
米Microsoftと米Unisysが“反UNIXサイト”「We have the way out」を開設したが,これに対しパロディサイトが続々と登場している。
MSとUnisysのサイトは,“コストがかかるUNIXベースのシステムをやめ,Windowsに乗り換えよう”と呼び掛けている。だが当初は同サイトがFreeBSD+Apacheベースだったことが明らかになり,UNIX/Linuxユーザーの失笑を買う羽目に。さらに同サイトをWindows 2000+IISベースに切り替えた4月2日からアクセス障害が発生してしまうなど,サイト本来の意図とは別の部分で話題に事欠かない。
早々に登場したパロディサイト「We have the way in」は「高品質への入り口(way in)をお探しですか?」としてLinuxとBSD,商用UNIXの説明文へのリンクを掲載。「ハイプを信じるな!」と過激だ。アクセスするたびに変わるトップページの画像とコピーも凝っている。
「WE HAD THE WAY OUT」は本物サイトのトップページ画像をそっくりパロディ化。“Microsoft迷路”の出口には「自由!」と叫ぶペンギンとデーモンとMac OSの顔マークが描かれている。「『We have the way out』が最初はFreeBSD上に設けられていたのをご存じでしたか?Microsoftでさえ真実を知っているのです……」。
さらに「We know the way out」が4月8日にオープンすると予告している。「We have the way in」で見られる画像の1つには「Bridge The Gap」とのコピーが記されているが,Microsoft側と“そうではない側”のギャップは埋めようもなさそうだ。
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We have the way out
We have the way in...
WE HAD THE WAY OUT
We know the way out
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