News:ニュース速報 | 2002年4月9日 05:54 PM 更新 |
東芝は4月9日,厚さ9.5ミリで60Gバイトの大容量を実現した2.5型HDD「MK6021GAS」を開発,5月末から量産を開始すると発表した。
メディアや信号技術,サーボ技術など要素技術の改良に加え,新開発の高感度ヘッドを搭載することで大容量化。5.5Mビット/平方ミリメートル(48.8Gビット/平方インチ)と世界最高の面記録密度を達成,2.5型ながら1プラッタ当たり30Gバイトを実現した。重さも99グラムと軽量化されている。
回転数は毎分4200回転。バッファは2Mバイト。Ultra ATA/100に対応する。非動作時に7840メートル/平方秒(800G)の耐衝撃性を持ち,モバイル機器での利用に適した設計となっている。流体軸受けモーターを採用し,アイドル時平均24デシベルと静音化を図った。
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