News:ニュース速報 2002年4月12日 04:39 PM 更新

ABIT製オールインワンマザー「MAX AT7」が登場

 バーテックスリンクは,台湾ABIT製Socket Aマザーボード「MAX AT7」を4月19日に発売する。IEEE 1394/USB2.0/デジタル出力/LANを装備,Ultra ATA/133対応4チャンネルRAIDを備えた「MAXコンセプト」を採用している点が特徴。オープン価格で,実売予想価格は2万2000円前後。


 フォームファクタはATX。チップセットはVIA KT333+8233Aを採用した。DDR SDRAMスロット×4。DDR333時はRegistered最大3Gバイト/Unbuffered最大2Gバイト,DDR266/200時はRegistered最大3.5Gバイト/Unbuffered最大3Gバイト。

 「MAXコンセプト」は,レガシーポートを廃止し,高品質かつ高速なインタフェースを搭載したマザーボードを開発するというABITの新コンセプト。新製品はインタフェースに,5.1chサウンド,光デジタルオーディオ出力×1,IEEE 1394×2,USB 2.0ポート×2,USB1.1ポート×4,LANポートを備えている。レガシーポート(パラレル,シリアル,PS/2)を全廃した分,全体のスループットが向上しているという。

 さらにUltra ATA/133に対応した4チャンネル8ドライブ対応「HighPoint HPT374 IDE RAID Controller」を搭載。「理論的には4チャンネルすべて同時にアクセスできるようになり,532Mバイト/秒でのアクセスが可能」(同社)で,4ドライブRAID 0(ストライピング)時で「従来の2チャンネル構成に比べ,アクセス速度が5〜20%向上した」(同)としている。通常のIDE×2チャンネルと組み合わせれば,最大12台のドライブを接続でき,1テラバイトを越えるHDD構成も可能という。

 拡張スロットはAGP×1,PCI×3。なお,独自のBIOSカスタマイズ機能「SoftMenu III」が採用されており,システムクロックを100〜250MHzまで1MHz刻みで細かく設定できる。

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