News:ニュース速報 | 2002年4月16日 07:20 PM 更新 |
帝国データバンクによると,家電量販の第一家庭電器(第一家電)は4月16日,民事再生手続きを東京地裁に申し立て,経営破たんした。負債総額は2月末時点で339億円。
1958年に創業し,1959年に家電販売店を東京・秋葉原と新宿,川崎市に開店。1974年に東証1部に上場した。バブル期の1989年には直営・フランチャイズ合わせ合計200店舗以上を展開,1991年2月期の売上高は約907億円だった。
だがバブル崩壊後の価格競争で業績が悪化。後発だったPC販売も不振で2000年2月期の売上高は約330億円にまで落ち込んだ。2001年10月にはドン・キホーテとの資本・業務提携を発表して業態転換を目指したが改善せず,自力再建を断念した。
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