News:ニュース速報 | 2002年4月17日 01:09 PM 更新 |
トレンドマイクロは4月17日,独SAPのERPソフト「R/3」に感染する新種ウイルス「ABAP_RIVPAS.A」が見つかったと発表した。
同ウイルスは,R/3をターゲットにしたコンセプトウイルス。SAPシステム用開発言語「ABAP」で作成されており,R/3のプログラムとレポートに感染する。ただ感染活動を行うだけで,破壊活動は行わない。R/3を導入していないシステムには影響はない。
危険度を「低」としており,国内での感染例は見つかっていないが,被害が突然広がる場合もあるため注意を呼びかけている。
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