News:ニュース速報 | 2002年4月18日 08:01 PM 更新 |
NECは4月18日,中国の上海広電とTFT液晶事業の合弁会社を年末をめどに上海市内に設立することで基本合意したと発表した。
一貫した生産ラインを持つ液晶製造会社として,PC用やTV用製品の企画・開発・製造を行う。1メートル角以上の大型ガラス基板を扱える先端ラインを構築し,2004年春の生産開始を計画している。資本金は約500億円を予定し,上海広電が75%,NECが25%を出資する。さらに材料メーカーらからも出資を募る考え。
新会社は汎用品の量産を担当。低コスト生産で価格競争力を維持する上,市場拡大が見込まれる中国での足がかりとする。一方,国内では高付加価値製品の生産と要素技術開発に集中する。
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