News:ニュース速報 2002年5月7日 02:07 PM 更新

ブロードバンドユーザー,1年で5倍に

 野村総合研究所は5月7日,一般消費者の情報通信利用動向について調べた定期調査の結果をまとめた。

 同社は1997年3月から半年ごとに実施しており,今回で11回目。今年3月に全国の15〜59歳の男女を対象にアンケート調査し,1414サンプル(回収率70.7%)の回答を得た。

 それによると自宅のPCでインターネットを利用しているのは全体の38.6%で,前年同期比で10.8ポイント増加した。うちCATVインターネットやADSLなどブロードバンド回線の利用者は27.5%と同19.6ポイント増えた。回答者全体でみるとブロードバンド利用者の割合は10.8%と1割を突破,前年同期の2.2%から約5倍に増えた。

 携帯電話・PHSの個人使用率は同7.9ポイント増えて79.0%に。職場やインターネットサービス対応携帯電話・PHSによるインターネット利用者を含めると,全体の60.0%がインターネットを利用していることになる。携帯電話と自宅ブロードバンド回線の両方でインターネットを利用しているのは全体の5.8%で,同社はこれを「ユビキタス比率」と名付けて動向を注視するとしている。

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