News:ニュース速報 2002年5月9日 08:58 PM 更新

NTTコムウェアと早稲田、新たな教育モデルの実現に向け提携

 NTTコムウェアと早稲田大学はこのほど、「Digital Campus Consortium第2次計画」(DCC第2次)の共同企画/運営で合意した。両者は共同でDCC第2次事務局を運営するほか、遠隔英語/ネットワーク教育システムの開発などを行っていく。

 DCC第2次は、早稲田が提唱する情報ネットワークを基盤とした大学モデル「グローカルユニバーシティ」を実現するための国際大学間コンソーシアム「Cyber University Consortium」(CUC)の設立/運営を支援する企業コンソーシアム。ほかに日本IBM、NEC、松下電器産業などが幹事会員として参加する。

 早稲田は、共同授業カリキュラムの企画/大学間の調整/運用体制を整備するほか、NTTコムウェアと協力して産学連携ビジネスモデルの企画などを行っていく。

 NTTコムウェアは今回の提携の目的を、情報/技術/人材を活用し、新たなビジネス展開の可能性を模索するためとしている。一方早稲田は、新しい大学モデル/ビジネスモデルの策定には企業との協力が必要と判断したとしている。

 DCCは、1997年からの「早稲田大学情報化推進プログラム9ヶ年計画」中核プログラムとして1999年4月にスタート。第1次は、インターネット利用のオンデマンド型ネットワーク授業、海外協定校との共同ゼミの実施、企業との共同事業会社2社の設立などを行い、2002年3月に終了した。DCC第2次は、2005年3月に活動を終了する予定。

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